秋冬の五島の味覚に舌鼓。縁側に佇む滞在と離島観光。
- 徹平 川畑
- 3月11日
- 読了時間: 2分
更新日:5月16日
「とにかく縁側に一目惚れしたんです。」
と屈託のない笑顔で話してくれた女性は、学生時代の女友達と2人で11月下旬に訪れてくれました。
カラッとした日差しと少しひんやりする風の調和がとても心地よい秋の五島は、夏に比べて何もすることないんじゃないのと思われがちです。海にも川にももう入れないしね。でも彼女たちは上五島でサイクリングを楽しんだり、奈留島で人の温かさに触れたり、素朴で雄大な自然とそこで営まれている暮らしに浸るように過ごされていました。
過ごしやすい五島のもう一つの大きな醍醐味が、こちらです。

年がら年中何かしら狙える釣りの聖地・五島ですが、やはり秋冬になるにつれて脂がのってギュッと旨味が増すのは万国共通。釣りに目がない友達や島のおっちゃんからこんな差し入れをいただいた日にゃ、夜な夜な下処理が始まります。
そんなタイミングに偶然居合わせたこちらの女子旅ゲストは、同じ日に滞在するはじめましての方と五島牛BBQのみならず、新鮮なお刺身に歓声を上げてくれました。


翌朝はポカポカ陽気に誘われるように窓を開けて、足を丸太の上に置き、白湯でのほほん縁側タイムを満喫している姿がとても印象的でした。それも島のおっちゃんにもらった謎の柑橘を白湯に絞って。

季節の移ろい、自然の摂理に逆らうことなく、その時期その機会に起こる出来事を受け入れる。年中手に入る食べ物ではなく、その時その地の恵みをいただく暮らしが、なにより美しい人生なのかもしれません。
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